先月31日に新型コロナウイルス感染を公表し、今月7日に退院した脚本家で俳優の宮藤官九郎(49)が20日、月曜パーソナリティーを務めるTBSラジオ「ACTION」(月~金曜・後3時30分)に、自宅から電話出演した。
 感染が判明して以来、初めて肉声で、「きょう(20日)で経過観察の2週間が終わり、“普通に生活していい”と言われましたが、出かける気にもならないし、まだ家から一歩も出ていないです」と報告し、「大変な病気でした」と振り返った。
 最初の自覚症状については、「風邪とも腸炎とも違った」と明かし、背中が痛くなり、「熱が上がったり下がったり」を繰り返す症状だとしたが、味覚は消失しなかったという。
 さらに、「入院した日に熱がすげえ上がって。『薬を使いましょう』とアビガンを飲みまして。病院の先生曰く、初期に薬を使ったのがよかった。(投薬から)6日間くらいで徐々に熱が下がってきた感じだった」と、治療薬候補として注目を集める、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」を投与された経験を語った。
 また、病院の様子について触れ、「どんな病気か分からないから(ガラス張りの向こうの)廊下にいっぱい先生がいて、心電図をずっと見ていてくれて『酸素を減らしてみましょうか』と言われた。(ドラマの)『ドクターX』みたいだった」とジョークも。
 医師からは「病院に来てくれてありがとう」と感謝され、「落ち込まないで。落ち込むと免疫力が下がる」と励まされたという。
 宮藤は、改めて「家族や仕事関係の人に迷惑をかけて信用を失ってしまった。申し訳ありませんでした」と謝罪。
 そして、担当医から「発言力のある宮藤さんに言ってほしいのは、『とにかく外に出るな』ということ。それだけは言ってください。感染者がこれ以上増えなければ、必ず撲滅できるはずなので」とメッセージを託されたことも伝えた。