宝塚歌劇団で人気を集めた元雪組トップスター・眞帆志ぶき(まほ・しぶき、本名:名和富美子=なわ・ふみこ)さんが9日午前9時、肺炎のため都内の自宅で死去したことが分かった。87歳だった。11日付のスポーツ各紙が報じている。
 眞帆企画によると、5年前にがんの手術を受け大腸を全摘出。本人はいたって健康だったという。
 先月22日に都内の病院に救急搬送され、一時回復し自宅に戻ったが9日朝に容体が急変し、息を引き取った。
 通夜は13日午後6時、葬儀・告別式は14日午前10時から、いずれも東京・品川区西五反田の桐ヶ谷斎場で。
 喪主は妹・富岡久仁子(とみおか・くにこ)さん。
 神奈川・川崎市出身の眞帆さんは、1952年(昭27)に宝塚歌劇団に入団。62年に雪組トップスターとなった。
 娘役の加茂さくらさん(82)とは名コンビで知られた。
 70年から専科に移り、71年に星組公演で主演したショー「ノバ・ボサ・ノバ」は、後に再演を重ねる人気作に。
 同年、歌手としてNHK「紅白歌合戦」に初出場した。
 75年に退団するまで、歌劇団屈指の実力派として活躍した。
 2014年には、宝塚歌劇の発展に貢献したスターやスタッフをたたえる「宝塚歌劇の殿堂」に選出された。