東京・渋谷にあるPARCO劇場のお披露目&オープニング・シリーズ記者会見が15日、同所で行われた。その模様を、16日付のスポーツ各紙が報じている。
 同劇場は、73年(昭48)に開館し、数々の話題作を上演してきたが、2016年に建て替えのため43年の歴史にいったん幕を下ろしていた。
 新劇場では、3月13日に開幕する渡辺謙(60)の主演作「ピサロ」を皮切りに、来年4~5月の中井貴一(58)主演による舞台「月とシネマ」まで、計14作品がオープニング・シリーズとして上演される。
 会見には、それぞれの作品の出演者が登壇。
 トップバッターの渡辺は、「一発目のプレッシャーはありますが、客席の椅子まで命を吹き込みたい」と気合十分に語った。
 一方、「大地」(6月20日~8月8日)、「三谷幸喜のショーガール」(7月16日~8月7日)、「其礼成心中」(8月13日~8月20日)まで、3作連続で作・演出を担当する脚本家・三谷幸喜氏(58)は、「上演期間が東京オリンピックと丸かぶり」「出演者の中に聖火ランナーをやる奴がいて許せない。裏切りやがって!」とブラックジョークで笑わせ、「スポーツに興味のない人は観に来てください」とPRした。
 また三谷氏は、新劇場について「本番中に携帯電話が鳴ると座席に8万ボルトの電気が流れます」「席を用意してもらったにもかかわらず、居眠りをしてしまったマスコミ関係者を狙い撃ちます」と、製作サイドのうっぷんを晴らすように“嘘の新設備”を説明。
 さらに、脚本の仕上がり遅い“遅筆”で知られているだけあって、「大地」について「脚本はすでにできています…頭の中で。5月頭に稽古が始まるのに、まだ書いていない」と告白するなど、“舌好調”だった。

※写真は撮影=阿部章仁氏